宇宙人補完計画

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大概の母親が苦労するという数ある育児中の関門のひとつに
離乳食というヤツがある。
本っ当にこいつはやっかいなヤツらしく、私にもそいつが来やがったんだ。

食べないんです

という悩みを持つ母親が圧倒的に多いのだが、ジェリーもそれだったのだ。
食べないなら食べないでもいいやとは思っていたけど、
それもなかなか持続が難しいのだ。
だって離乳食ってのは

”噛んで食べる食事ができるようにトレーニングしていくこと”で、
”おっぱいやミルク以外の食品から栄養をとること”

なんだもん。
トレーニングならそれができなきゃ焦るし、食べないんなら栄養不足が心配になるじゃないか。

さらに離乳食には初期、中期、後期、完了期とあって、それぞれの時期の調理方法があるわけよ。
やれ裏ごししろだのすりおろせだの。

はっきりいってやってられなくなった。
食べたがらない口に無理矢理スプーン押し込んだりして大格闘もした。
そんな日の夜はひどい夜泣きだ。
如実に自分に跳ね返ってくるから母子の関係とは大したものだ。

そんな時に手に入れたアメリカのベビーフードの考え方の一つ。

補完食なんだって。

やっぱり栄養が足りなくなる!?

なんて簡単には言えないでしょう。
だって、乳だけで育ってれば問題ないし、なにしろ欲しがるまで与える必要はないのだ。
裏ごししなきゃ食べられないのは、まだ食べる準備が整っていないから。
食べないのは、食べる必要がないから。
離乳食だと一回の食事量はこのくらいとか目安があるんだが、
何を食べたとかどれくらい食べたとかなんて、本質的なことではないのだ。
目を向けるべきところは、赤ん坊が食べ物を食べ始めたというところなのだ。

離乳食をあきらめて、補完食に移行した私たち...
バナナとかりんごの煮たのとかチーズとかシリアルとか。
とり肉もそうめんもキウイもパンも食べた。
これでいいんじゃない?

そしてその日の夜から泣かずによく眠るようになった。
最高じゃないか。

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This page contains a single entry by Eriko Kirsch published on February 11, 2007 8:47 PM.

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